★みんなの笑顔が見える社会を取り戻そう★

素顔ジャパンプロジェクト

やめようマスク育児&保育~子どもたちの心の成長のために

冬になり、また花粉症シーズンを迎えることもあり、マスク姿の人も多く見かけるこの頃です。それでも昨年、一昨年に比べると徐々に減っていようですが、やはり気になるのは子どもたちのマスクです。

当ホームページでもたびたびマスク着用が顔を隠す目的になり、体育や運動会でも外せなくなってしまった問題を取り上げてきましたが、ここで取り上げたいのはさらに年齢の低い、赤ちゃんや未就学児を巡るマスクの問題です。

子どもや若者のマスク依存症、治し方・解消策を考える
小中学校/体育や運動会におけるマスク問題を追及する

フランスではコロナ期に透明のマスクを配布、日本はコロナが終わっても…


大きく2つの論点があります。1つは子ども自身のマスク、もう1つは親や保育士など周りの大人たちのマスクです。

子ども自身のマスクの問題については、昨年11月の下記の記事にも載せています。遠足で園児全員にマスクをさせていたり、消防署の見学で案内役の消防士は素顔なのに、園児が全員マスクという事例も報告されています。

過剰な感染対策の被害者は子どもたち~園児・生徒へのマスク着用圧力を許さない

マスクに空気感染のウイルスを防ぐ効果はなく、そもそも小さい子がきちんと着けられるわけもありません。手で触ったり、唾液でベタベタになって雑菌が繁殖し、むしろ不衛生です。感染対策どころか、汚れたマスクを着け続けることにより病気になりやすい恐れもあるでしょう。

加えて周囲の大人のマスクも問題です。顔がマスクに隠されて表情が見えないことにより、子どもの表情が少なくなった、言葉を覚えるのがゆっくりになったなど、心や脳の発達に悪影響があることが指摘されています。

世界的にコロナ騒動が大きく、海外でもマスク着用が当たり前だった2020年秋、フランスはメンタルへの影響を懸念して透明なマスクを保育園や学校に配布しました。大人の顔が見えること、子どもたちの健全な成長を重視したのです。

子どものために「透明マスク」を 表情わからないと心や脳の発達に影響?(2021年5月/東京すくすく)

赤ちゃん相手に「いないいないばあ」という遊びがありますが、これは手でいったん顔を隠すことで一時的にいなくなったと思わせ、再び顔を見せることで再会を喜ぶ、そんな発達心理学的な効果があるそうです。英語圏でも「ピーカブー」と呼ばれる似た遊びがありますが、果たして赤ちゃんと密接に過ごしているはずの親や保育士が、ずっとマスク姿で「いないいない」状態だったら…

風邪を引いているときの一時的なマスクはよいですが(休んで寝ていたほうがいいですが)、そうでなければ原則外す。笑った顔、怒った顔、困った顔を子どもたちに見せる。そうすることで子どもたちも、表情豊かな人間に育っていくのではないでしょうか。

なぜ学校よりも幼稚園や保育園でマスクが多いのか?


統計的な調査があるわけではないですが、小中学校の先生よりも、幼稚園や保育園の先生(保育士)のほうが仕事中にマスクを着け続けている割合が多いようです。なぜなのか? 理由は3つほどありそうです。

まず未就学児は心理的な理由でマスクを外せなくなる依存症の心配がほとんど無いのに対し、小学生以上になると、体育の授業でも外せない事例が少なくないこと。2023年春にコロナが5類に移行し、マスク着用が任意になった直後は、まだマスク姿のままの教員が多くいましたが、運動会などの行事や炎天下の夏を経て生徒のマスク依存の深刻さが明らかになると、大半の先生は素顔になりました。

次に幼稚園や保育園のほうが規模が小さく、職員のほとんどが女性に限られ、マスク着用の同調圧力が働きやすいこと。もちろん素顔の保育が大切だと考えている園もあると思いますが、そうでない場合、学校のように心理的な理由で外せない問題も見えにくく、また保育士自身が外すきっかけを失いマスク依存になってしまっているケースもあるでしょう。

そして病院の影響。小学生以上の子に比べて、未就学児はどうしても体調を崩す頻度が高く、予防接種なども含めて医者に通う機会が多くあります。マスクを任意化する病院も増えている一方で、まだまだマスク義務を推奨している医師も多く、保育士にとっても、そして保護者にとっても、マスクを着け続ける後押しになってしまっていると考えられます。

将来的にどれほどの悪影響を伴って跳ね返ってくるのか、誰にも分からない


世界に目を向けてみれば子どもにマスクを着けさせてる事例はほとんどなく、周りの大人たちがマスク姿なこともありません。ではインフルエンザは日本だけで流行しているのでしょうか? けっしてそんなことはないはずです。

過去に遡ってみれば、コロナ前も毎年のようにインフルエンザが流行し、保育園の壁には感染動向を示すグラフが貼り出されていましたが、マスクをする保育士はいませんでしたし、親も同様でした(一時的にしていた人はいたと思いますが)。そのことを覚えているはずの園長や施設長こそ、率先して若い保護者に素顔で育児することの重要さを呼びかけてほしいものです。

専門家と呼ばれる人たちの責任も重大です。医師だけでなく、育児や保育、児童心理学等の専門家たち、さらには行政の担当者やメディア関係者。もちろん表情が見えないことの悪影響について警告を発している人もいますが、残念ながら見て見ぬふりを続ける人が少なくありません。

今の赤ちゃんや園児たちは、生まれながらにして周りの大人たちのマスク姿が当たり前の環境で育っています。果たしてこれが将来的にどれほどの悪影響を伴って跳ね返ってくるのか、誰にも分かりません。人類の歴史において、そんな実験をした国は他にないからです。すでに小中高生の暴力行為や不登校などの弊害はいくつも現れていますが、恐ろしい限りです。

マスクのデメリットを考える~心の発達、口呼吸の問題、感染予防効果の有無について
「マスク効果にエビデンスなかった」。元国家疫学者、スウェーデンコロナ対策語る(Forbes JAPAN)
「自殺企図」で初診の子、コロナ禍前の2倍超 体験の乏しさ影響続く(witnews)

「本当に守るべきものは何か」改めて社会全体で考えていく必要があるでしょう。



配布用チラシ

自由にダウンロードできます
PDF版はこちら